昨日の京都の思い出2です。
昨日言い忘れましたが、ジミーとコミュニケーションが
どのようにとられていたか疑問の方もいたかと思います。
ジミーは日本語の勉強に来ているため、割と日本語での会話が可能でした。
のりは知っている限りの英語を駆使して(単語のみ)あとはゼスチャーです。
さて、ジミーは正直音痴でした。その時思いました。黒人と言えども
全てがリズム感が良いとも限らないんだと!!
まぁ、勝手に思い込んでいた、のりが浅はかだったという事です。
しかし、それはジミーとの関係になんら支障が無く、その後も楽しく
過ごしましたが、年も押し迫った12月に何だか良く分からない事が起きました。
この下宿の息子がアルトサックスを吹いていて、チャーリー・パーカーが
大好きのため、一緒にジャズバンドを組んで仕事休みに練習してました。
そこに、ちょっと面白いキャラクターのベースの「てんちゃん」が入り
ピアノレスのトリオを結成してたのですが、その日は丁度12月23日で
クリスマスイブの前日でした。丁度てんちゃんが泊まりに来ていて
3人とも偶然に24日は仕事が休みだったのです。
そして、次の日の朝7時、まだ寝ている所にジミーが部屋に入って来て
「ヘイ!のり!大阪に行こう!早く起きて!」と突然言い出しまして
こっちはまだ眠くてボ〜としていましたが、ジミーは、のりの身体をゆすり
ハリ〜アップ!とか言ってるので、仕方なく身体をベッドから起こすと
のりが起きたのを確認して次に、下宿の息子とてんちゃんを起こしに行き
10分後には4人茶の間にいました。
息子「一体なんやねん!こんなに早く起こして」
てんちゃん「眠いちゅうねん」
続く