振り向くと、洗濯物干しの上にヒヨドリが止っていまして
どうやら餌を狙っている様でした。
工大から昭和通り西方面
14日の京都でのドーナツ話ついでに、今日も京都の思い出から
以前話をした左京区の豪華マンションに移る前に住んで居たのは
北区北山通りの賀茂川近くでした。北見から出て来たばかりでしたので
下宿をしている友人の家に一旦居候していました。
そこは割と国際色豊かな下宿で、主に海外からの人達が多くいました。
下宿のご主人は、いつも海外(主に中東)に行っていまして、下宿は奥さんが運営していました。
部屋の隣には、アメリカから来た黒人の青年がいました。名はジミーです。
ジミーとはすぐ仲良くなり、仕事が終って彼の部屋に行きレコードを聞くわけですが
のりはすでにジャズに興味を持ち始めた頃でしたので、当時、のりの感覚として
黒人の人はすべてリズム感が良いと思ってました(これは完全に偏見です)
その頃、レスター・ヤング/チャーリー・パーカー/マックス・ローチ
オスカー・ピーターソン/ディジー・ガレスピーなど黒人ジャズを
主に聞いていましたのでジミーも音感、リズム感もいいんだろうなと思っていました。
そこでジミーが自分のギターを持ってビートルズのミッシェルを歌いだしました。
その時点でエッ⁉ビートルズと思いましたが、まぁまぁどんな感じなのかと
聞いていました。でも、聞いているうちになんか変な感じがします。
微妙にリズムが揺れて、音程もなんか変でしたが、これが黒人独特の
リズム感と音感かと思いました。しかし、次の曲でもやはり同じように
リズム、音程に違和感があり、ひょっとしてこれは普通に
違うんじゃないかと思い始め、3曲目で確信しました
こ、こ、これは
続く