北海道に住んで居ると、アイヌの文化とは無縁でありません。
一番わかりやすいのは、北海道の地名はかなりの数でアイヌ語由来です。
蝦夷(えぞ)と言われている時から独特の食や風習、習慣を文化として定住してたアイヌ
その後和人と呼ばれる人間が本州(内地)から北海道に松前藩や多くの開拓者がやってきた。
それにより時代や環境に急激な変化が起り、全道的な“本土化”が進められ
アイヌ民族独自の風習や習慣が薄れていきました。
ここで和人とアイヌとの軋轢が生じてきました。
先々週も日曜日に映画を見に行って来ました。
「シサム」です。
シサムとは、アイヌ語でアイヌ以外の日本人を指して いう言葉
江戸時代前期。“蝦夷地”と呼ばれた北海道を領有する松前藩の若き武士 高坂孝二郎(寛一郎)は
兄の栄之助(三浦貴大)と共に、アイヌとの交易で得た物品を他藩に売ることを生業にしていた。
だが、ある晩、品数と交易の歩合を捏造し、横流しをしようとしていた使用人の善助(和田正人)が
その現場をおさえた栄之助を殺害。敵討ちを誓う孝二郎は、善助を追ってアイヌが暮らす森の奥へと
足を踏み入れるが、そのころ蝦夷地では、和人に対する反発と蜂起の動きが激化していた。
道産子には勿論、道外の方々にも見て頂きたい映画です。
アイヌの歴史の一端を知るという事で、北海道の成り立ちが分かる映画です。
全編迫力、緊張感もあり、シャクシャインの戦いをにおわせる後半部分は
完全にアイヌ側の目線にに立ったのですが、ラストでは
高坂孝二郎が良い働きをする事で終わります。
面白い映画でした。
「シサム」
「いや〜!映画ってホントに良いですね。さよなら、さよなら、さよなら」
(二人入ってる)
2024年10月02日
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