冬道なので慎重に運転して1時間位掛かりましたが
久しぶりの晴れで気温も高く車ぐちゃぐちゃでした。
網走駅
写真の続きは明日又
アイヌ語に由来していると思われる網走という地名は
「ア・パ・シリ」(我らが見つけた土地)から出たとも
「アパ・シリ」(入り口の地)あるいは「チバ・シリ」(幣場のある島)
などの諸説があります。
北海道の市町村名のうち、約8割がアイヌ語に由来していると言います。
一例です。
赤平 ワッカ・ピラ 飲み水のある崖
磯谷 イソ・ヤ 岩礁の岸
歌志内 オタ・ウㇱ・ナイ 砂のある川
恵庭 エ・エン・イワ頭の尖った岩山
遠軽 インカルㇱ 眺望する所
歌棄 オタ・スッ 砂浜の端[
長都 オ・サッ・ナイ 川尻が乾いた川
小樽 オタ・オㇽ・ナイ 砂浜の中を流れる川
札幌 サッ・ポロ・ペッ
サル・ポロ・ペッ 乾いた広大な川
葦原の大きな川
知床 シレトク、シレトコ 大地の先端
豊平 トウィエ・ピラ崩れた崖
苫小牧ト・マㇰ・オマ・ナイ 沼の奥にある川
美唄 ピパ・オ・イ カワシンジュガイのあるもの
富良野 フラヌイ 臭い匂いのする所
古平 フレ・ピラ赤い崖
真駒内 マㇰ・オマ・ナイ 奥にある川
幕別 マㇰ・ウン・ペツ 奥にある川
室蘭 モ・ルラン 小さな下り坂のあるところ
藻岩山 モ・イワ 小さな岩山
紋別、門別 モペッ 小さな、または静かな川[
稚内 ヤㇺ・ワッカ・ナイ 冷水のある沢
さて、それでは北見と言う地名はアイヌ語からでしょうか!?
残念ながら、キタミはアイヌ由来ではありません。
しかし、北見と付く前の地名が「野付牛 ノツケウシ」と言って
ここはもとアイヌ語の「ヌプンケシ」、すなわち「ヌㇷ゚・ホン・ケシ」
(野・腹・下)の野のはしからノッケウシとなまり
地名も駅名も「野付牛」の字をあてはめていたとあります。
「北見」は松浦武四郎が名付けたとされる「北見国」に由来するもので
アイヌ語とは関係ありません。
北海道の地名は中々興味深いものがありますね。
大変勉強になります!
網走、「チバシリ」(幣場のある島)という説もあるんですね。初めて知りました。
「ナイ」、「ベツ」が川の意味だということは、相内、江別でなんとなく知っていましたが、「オタ」が砂に関係したり、「イワ」が日本語の岩の意味と同じだったり、「ピラ」が平野でなく崖だつたり、大変興味深いです!
それにしても、富良野が「臭い匂いのする所」とは…
アメリカのシカゴもインディアンの言葉で「臭い匂いのする所」だそうで、アイヌネギの一種が生えていたらしい…
網走端野線、交通量が多いのでしょうか、アスファルトが見えてますね。今や女満別空港に至る道路や、インターチェンジもあちこちに出来て、行ったことはありませんが、アメリカ合衆国的な感じがします(笑)
giogio様
アイヌ語由来の地名が沢山ある北海道ですが、その意味を知ると結構面白いことも発見できますね。富良野が「臭い匂いのする所」とは何ともそれでいいのかな!と思いますが当時のアイヌの方は、そう感じたのでしょうね。
以前から思っていたのですが、アイヌとインディアンの織物の文様に共通点があり、昔のルーツは同じかななんて思います。