

創作落語 「山菜」
源蔵 「オイッ!悟助からたんまり山菜をもらったぞ」
たみ 「アラッ お前さん、そりゃ助かるねぇ」
源蔵 「フキとウドだな」
たみ 「それじゃ、早速煮物や、みそ漬けにしようかね」
源蔵 「おうよ!出来たら、息子の文吉達も呼んで食わしてやれ」
たみ 「そうだね、じゃ出来たら一家を呼んでくるさね」
数時間後
文吉 「おっ母、ありがとよ、嫁のヨネも山菜は大好きだぜ」
たみ 「孫のお菊には、何食べさそうかね」
文吉 「そうさね、まだ山菜を食べるには早いし、お粥でも食わしとけ」
たみ 「でも、こんな美味しいフキやウドが食べられないのは可哀そうだね」
ヨネ 「でも、おっ母さん、お菊はまだ8カ月だから、仕方がないさね」
たみ 「いつから食べられるようになるのかね〜?」
源蔵 「そりゃお前、三歳(山菜)からだろう!」
「おあとがよろしいようで」