2025年04月13日

坂道の多い住宅街 家出少年6

割と坂道の多い住宅街




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家出少年6




放課後になり、二人は相談するために教室に残っていましたが

この後の事柄を進めるには、ちょっと時間が足りないという事で

Hの家で相談することにしました。



そしてH の家に着き、まず冷蔵庫からビンのコーラを出し

グビグビと飲みました。飲み終わるとHが言いました。



「このビンの下にちっちゃく、へこんだ丸あるべ

このマークに意味があって、四角いマークもあるんだわ

これ何故かって言うと、丸はちょっと甘く、四角はちょっと

炭酸がきついって事なんだって」



この当時この様な噂がありましたが、コーラの会社の人に聞くと

全然そんな事はありませんと!都市伝説ですね だって



まぁそれはいいとして

二人はいよいよ家出少年連れ戻しの件について話し合いました。




のり「そもそも、Nは戻って来る気はあるのか?家出したんだから

   帰って来いって言っても、無理でないのか?」

H「いや!何か電話で話した感じでは、ちょっとだけ

  不貞腐れている感じがしてな、本気で家出してもう帰らない

  って感じではないようなんだわ」

のり「じゃ、やっぱり家庭の事情ってやつか」

H 「まぁ、正直あそこは複雑だからな」

のり「したら、Nは迎えに行けば何とか戻ってくる感じはいいけど

   戻っても又、家出とかするんでないのか!?」

H 「そうなったら、もうどうにもならんけど、そこは言い方で

  せめて高校は出ておいた方が、何かとその後有利だとか言ってな」

のり「んだな!それに授業が嫌なら、ここに来てサボればいいんだわ」

   それに、家が嫌ならここに来て泊って行けばいいんだしな」

H 「ちょいちょい!何言ってんの、なんで俺んちばっかり」

のり「だって君は誰よりも優しいし、頭は良いし、顔もいいから女子にもてるし

   男子はみんな、お前の様になりたいって言ってるぞ!」

H 「テヘヘ!!ホントか!? 参ったなぁ〜!何?みんな言ってるってってか!

  そう言えば、何か最近女子からの熱い視線を感じるしな〜!参ったな」

のり「まぁ、そう言う事だから、何かあったら頼むぞ!」

H 「任せなさい!!」



単純なHであった。



続く






posted by のり at 15:05| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする