高校時代の思い出ですので、記憶がハッキリしてないところもあります。
その辺はフィクションで行くので、ご了承を
家出少年3
1年生での夏休みまであと一週間ほどとなった、木曜日4時間目の
終わりのチャイムが鳴り「のり」は急いで売店に走った。
早くいかないと、パンは売り切れてしまうので、何としても
今日は「甘食」と「揚げパン」をゲットしないと
腹が減って授業に集中出来ないとか言ってますが
はなから、授業に集中していないので、言い訳でしょう
何故弁当があるのに、急いでパンを買いに行く必要があるのか?
それは単純に3時間目で早弁をするからです
高校1年生の育ちざかり男子は、腹が減るのです。
教室の男子の1/3は早弁してると言っても過言ではありません
なんせ、結構悪いのが多いクラスだったから!!
そんな環境なので、早く売店に行かないと、パンが売り切れになるのです。
そして、運よく「甘食」と「揚げパン」をゲットした「のり」は
紙パックのコーヒー牛乳を買って、教室に戻り席に座り
パンを食べようとした時、クラスは違うが友達のHがやって来ました
「Nが家出したらしい」
続く